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一年が終わる。
一年生が終わる。
二年生が終わる。
三年生が終わる。
ここまで書いたノートを見せてくれたから
詩が書きたいの? と聞いたら
君はこくんと頷いた
そうか それなら ....
息が上がる
罰ゲームのように選手になった
中学の時の駅伝大会の思い出が甦る
襷は受け渡されていた
持久走は苦手だったが
途中で放り出すわけにはいかなかった
息が上がる
今日襷は受け渡 ....
朝、職場の一日の初めに同僚たちが
コーヒーを啜っている一角には
充填しそこなった活力が
辺りに漂い出している
それに与りたいと
自分もカップにコーヒーを注ぐ
一日の仕事をやっつけるため ....
長いこと
夜空を見上げることなど
無くなっていたから
見上げても
夜空に当て嵌める言葉は
浮かばなかった
街が煌めくのだから
夜空は暗闇にしか見えなかった
私には
煌めく街は だ ....
少しだけ昔のこと
日本は鉄腕アトムと手を携えて
まるで一体だった
今ではその肝心の心臓が病んでしまったようだ
科学に憧れた日本のダイナモは
脈打つリズムに変調をきたしている
鉄腕アトム ....
たまさんのN.K.さんおすすめリスト
(5)
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日付
詩が書きたいの?と聞いたら君はこくんと頷いた
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N.K.
自由詩
11*
13-2-28
持久走による世界の捕え直しのためのエスキース(習作)
-
N.K.
自由詩
3*
12-12-11
コーヒーによる世界の捕え直しのためのエスキース(習作)
-
N.K.
自由詩
8*
12-11-13
「朧月(おぼろづき)」
-
N.K.
自由詩
5*
12-3-30
2011年8月日本ではないアジアにて鉄腕アトムを弔う
-
N.K.
自由詩
7*
11-10-26
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