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わたしに命をふきこんだのは
横須賀の廃屋のようなうちに猫と車と住む
がんこなかんばん屋の男だった
かんばん屋と猫と車はそのうちで
消えたがる女をなんにんも生かし
わかれをつげてきたという ....
猫背になって
かなしんでいる間にも
朝顔はぽっかり藍色に咲いていた
ああ
にんげんやめちゃいたいよ
胸に
おそろしいほどすきとおった何かが
じぐざぐ刺さって
なみだがぼろぼろ落ちるけど ....
たまさんの田中修子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
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日付
横須賀の駐車場がみる廃屋のゆめ
-
田中修子
自由詩
11*
16-11-3
にんげんの色
-
田中修子
自由詩
3*
16-7-24
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