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/かなしい/おしらせ/です/
/あなた/を/この/あたま/から/しょうきょ/し/ます/
/さようなら/おげんき/で/

青いにおいが鼻につく
遠くに見える海が白い光を生みだしている
 ....
幸せになりなさい
私の分まで幸せになりなさい
こんなところに君はいてはいけない
こんな暗闇の中に君はいてはいけない
私は放っておいてはやく行って
光射す眩しい世界へ

私はここから出れな ....
気がつけば
柔らかな布団が体を包みこんでいる朝
遠くから聞こえる踏み切りの音
肌寒い朝の目覚めは私を憂鬱にさせる

嫌なことを思い出させる季節、冬
雪の如く心に降り積もり熱を奪っていく思い ....
少年Aは今日も何気なく日常を過ごす

背が高い
その高さがよく目立つ
少年曰く、遺伝らしい
家族で外に出歩けないとよく言っている
彼ひとりでも道行く人々が二回ほど彼をちら見するらしい

 ....
この夏が終わるのもそう遠くはない、と
花火が打ち上げ終わった海にいる私

横たわる一メートルと五十センチあまりの生身
押し寄せる波に三十六度五分の生気は解放される

あれからどれぐらい経つ ....
もこもこわたあめさんの緋月 衣瑠香さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
不透明な世界- 緋月 衣 ...自由詩17*09-5-16
偽善じゃない、真実- 緋月 衣 ...自由詩11*09-2-7
眠り姫の冬の朝- 緋月 衣 ...自由詩6*08-11-8
少年Aの話- 緋月 衣 ...自由詩13*08-9-21
海になる- 緋月 衣 ...自由詩11*08-8-24

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