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その女の名前は珍子　有り得ない名前で生まれた
今夜も薄暗い路地裏の外灯の下　電信柱の物影に珍子は　独りぼっちで佇んでいる

すると宙に、向こうの世界と通じる異次元ポケットが一瞬開いて ポトリ　.... かもめが一匹おりまして
ちんけな傘が　ありまして
小さな光を食べました
何かに　頼る者　おりまして
のどの汚れは落ちなくて
皮は肥大化して　人を流す川となりました
ぼうふらぼう　....

がぱさんの狩心さんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
名前は珍子	- 狩心	自由詩	1	17-3-4
悶絶_（_不可能性_）_ひとり旅＿たすけてよぅ＿ぐるぢいよぅ	- 狩心	自由詩	7*	11-2-21

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