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わたしたちは一枚の大皿に住んだ
皿は基本的に何の模様もなく
真っ白な大地にところどころ土が盛られた
わたしたちはテントを張り
ひまわりを植え
にわとりを飼い
真っ白な地平線をながめた

 ....
野太い声が
きれいな顔の整った唇から出ていた。
好きじゃなかったので
特に気に留めもしなかった。
ただ名前だけはちょっとイケてた。

死か、生か。

踊るのもあたしは好きじゃなくて
 ....
どこであろうと
浜は潮臭く沼は生臭いのだと知った。
ならば。よろしい。



塩水湖をぐるりとめぐるいかにも寂しい鉄道の
無人駅のそばに男は暮らした。

男はいつも自室でひとり酒を呑 ....
イナエさんの佐々宝砂さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
大皿の日々- 佐々宝砂自由詩316-6-19
ParaParaInferno- 佐々宝砂自由詩4+*14-2-16
さかな。- 佐々宝砂自由詩7*14-1-21

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