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地下鉄降りて改札抜けて階段上って、パンツ、パンツ見えパ、見えないし、ふつう見えるわけないし、適当に広告でも眺めてたふりして視線を流して、熱風にやられる、マックブックを脇に抱えたランチ帰りの会社員を見送 ....
手術室を溶かしたような色の、底の見えない湖へ知らない女と入水する夢をみていた。泳ぐつもりだったのか溺れるためだったのかはわからないが、女は幸せそうな顔をしていて、おれはそれを見ていたくないがために、 ....
スクリーンの少女が吐き続けている青いゼリーを唯一の光源とした地下室の底を 全身の血を逆流させるようなシンセサイザーの息づかいが 脈々と這い擦っている 水槽に閉じこめられたおまえは ガラスの壁を両手でひ ....
きのう抱いた夜がいない! (シーツだけ黒い) なにものかがとびちった痕跡があるが,密室に潜む死臭は嘘をつくから証拠にはならない. 壁の傷をふやして 床に足をつける もう ひざしたまで浸水している. し ....
横断歩道が続いている 長い前髪と 左眼を覆う眼帯が 踏切 ビル 標識 バス停 薄青い街の線を靡かせている 白いワンピースを纏った少女が呼吸器を外して歌い始めた 信号が変わった 包帯の端をくわえたカラス ....
首を絞めあって さきに死んだほうが勝ち というゲームをやって 恋人を殺しつづける夢をみて 窒息するなら深海がいいとおもった 部屋も 窓の外も煙も おまえの首も 真っ青だった 深海魚の眼球が退化せずに残 ....
空っぽの眼窩に赤い紐通して天井からぶら下がっているきみへ
七歳から十四歳までの少女をマーマレードに加工する工場で働く
キュッて搾ったら酸っぱい汁がいっぱい出るような女の子が好き
つむ ....
きもちよかったから授業が終わったあともふやけるまでプールの底で自作のテクノポップ歌ってたら初潮がきちゃって、ドリルみたいに。あまりに前衛的でショックで水がピンクで、ねばねばしてるのをだれかに伝えたく ....
おんなが死んだ。顔のない恋人だった。
ミルクを垂らすと、時計まわりに渦をまいて死んでいった。
まんなかにあいた穴が部屋に生息していたものたちをみな吸い込んでしまったので、おとこはだれとも会話 ....
雨伽シオンさんの魚屋スイソさんおすすめリスト
(9)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
テレビデオガール
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魚屋スイ ...
自由詩
11
12-7-26
踊り子トマト
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魚屋スイ ...
自由詩
9+
11-4-26
クラゲチアノーゼ
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魚屋スイ ...
自由詩
8
11-4-19
シリンジをもつ自画像
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魚屋スイ ...
自由詩
5
11-1-24
破瓜トランス
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魚屋スイ ...
自由詩
5
11-1-20
溺れ凍える
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魚屋スイ ...
自由詩
13*
11-1-19
メイドイン子宮のアンドロイド
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魚屋スイ ...
短歌
7
10-12-28
ガスマスク水
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魚屋スイ ...
自由詩
9
10-11-6
ねじ穴と球体
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魚屋スイ ...
自由詩
8
10-11-6
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