すべてのおすすめ
玉手箱の中で
暮らしている子供達と
とても
普通の話しがしたくて
両手を広げて挨拶したら
裏切り者だと、指を指される

そんな((柔らかな陽の中にいて尚
黒い手は母さん ....
カズラが花をおとし
森に住む蝶が
深々と死にゆこうとする八月
砂地から
こころないひとが訪れる
こころないひとは
分銅の肩を持っており
踏み入ると
腐葉土からは
ムクゲの細かいし ....
私たちはとても弱いので
ときどき何かを殺めたりもする
ぬばたまの真夜中に潜む
声を持たない涙のように

私たちはとても怖くて
目を瞑って過ちを繰り返す
陽光のまぶしさが作る
白い闇を前 ....
あなたは、
簡素な手順でわたしの胸倉を開き
匂い立つ土足
こればっかりは慣れないものです
その度に鮮やかに毟られる


あなたと遭難したい
篭って
香しき動揺が眼に見える位置で
わ ....
yukoさんの未詩・独白おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
七匹目の子山羊へ 七匹目の子山羊たちへ- 焼石二水未詩・独白7*07-6-21
森の祭- フユナ未詩・独白706-8-29
私たちの河は海に届かない- いとう未詩・独白2006-2-27
立春- 嘉村奈緒未詩・独白38*04-6-28

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