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おしみなく愛をそそいで枯れさせてあたりいちめんプールの匂い


この先でアラームが鳴っていなくても立ち止まらないでください、と声


あかあかと尾びれ背びれが生えていき あとからあとから水 ....
水の抜けたプールサイドで話してた言葉は夜に溶かしてしまえ

涙さえ夜の前では無機質で恋してたって今更気付く

友達のはずだった君 空メール 無意味に夜を蹴飛ばしていた

さよ ....
七夕は何をするのか分からない 短冊切りのとろろがするり メンソール 紫煙に滲む蒼月の 喉を犯せり 罪とばかりに

音塊の 爆音ほどき 我は見し 烈しきリフの 愛撫さざなみ

土曜日の午後2時半の日溜まりの 陽炎たちて麩菓子ほおばる
佐倉 潮さんの短歌おすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ゼリー色の夏- ことこ短歌9*15-5-9
夜、或いは独りという事実。- 永乃ゆち短歌3*12-6-15
晩酌- kawauso短歌311-7-7
【緒言】- 真子短歌3*05-11-20

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