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さからう ゆだねる
かいなく よそごと
こらえて の こす
そしらぬ わたり
ひより びより さえずり ともし
むかえて ふりだす
くさむら やぶやら
うちこわしの時がきた
半径 ところどころ
直径 つきのわ くま
飲み込んだ夜 ゆれ
ツマンダ ページ 落ち
ふてくされて おひまなうぶ
せとものに つまようじ
焼かれていたよな
....
すみな めくな ゆられ
ここく ついや ほせち
ならめ ひくき とずれ
ひしま わのせ ゆゆる
こまろ みのみ こそげ
わるせ なみく のむみ
のぞむ ゆめよ はだよ
ちりに ....
体が渡っていく
時というものをとらえている
内で揺れている思いは
木霊のように 降りている
次のよりどころはあるのだろうか
でも先の事を知って なんになる
ところどころに私が居る
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向こうの外にある空から
根を切られて絶えた花達が
小川のように 流れてくる
一本ずつだった者が
根を捜して彷徨って流れ歩く
土を忘れるように
水を与えられ
雨の届かない屋根の下
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やすりをかけ
ちりちりと落とした窪みに
たたずめば 格子が黒く
白い障子が ざわざわと打ち寄せる
張り紙に のびた犬歯
月の輝きが あぶりだす獲物
小鳥は眠り
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