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冬の朝のフローリングは
薄い氷が張っている
朝一番に起きて
冷たい氷を踏むのは私の役目
ぱりんぱりんと音をたてて割り
かまどに火を入れ朝食を作る
陽が昇り
村人たちが起きる頃
....
{ルビ小説家=うそつき}に許された、最後の{ルビ矛=ぶき}。
ペン先からにじめ、樂園。
{ルビご武運を=グッドラック}。
{ルビ矢=ことば}は、放たれた。
詩を口の中で転がしながら
飲まないように過ごす
紙もない
携帯もないとき
忘れないように
いいフレーズが浮かんでる
なんてね
書き出してみると
なんてことない
掻き出してみると
ど ....
ひとりは食用ハサミを購ってカバンにまぎれこませた
ひとりは旅行パンフレットに載っていたキティグッズに赤ペンをした
ふたりは義理の親娘で
口もきかない絶縁状態だった
ひとりは殺人 ....
蘇生のイキをするように
そっと虚空に
言葉をはなったとき
言葉はすぐにちりぢりになってきえた
あの日の
あの青空には
二度とであえはしない
....
目には見えないが
確かに巨人の朗読が聞こえる
すぐ近くにいるときもあるし
間遠いところから
細々と聞こえるときもある
詩や あるいは詩が
巨人は聖書のゴリアテとは
一 ....
浅香 葉菜さんの自由詩おすすめリスト
(6)
タイトル
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日付
冬の朝のフローリング
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そらの珊 ...
自由詩
20*
12-10-19
机上の楽園
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高原漣
自由詩
2*
12-3-20
薄いうろこで指きった
-
朧月
自由詩
4
12-3-16
いまどきのY商店_____ーーー新参者のエピソードに
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石川敬大
自由詩
9
12-1-23
失語症から
-
石川敬大
自由詩
22
12-1-23
朗読する巨人
-
豊島ケイ ...
自由詩
15*
10-9-15