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みんなでやれば
おおきなちからになれたのに

おおきくなりすぎて
すくえないいのちもあった

そのことはしんさいまえに
わたしたちはすでにしっていたはずだ

なぜできなか ....
むすこをからかってたら
つきとばされた

もくせいのあたりでふんばって
ちきゅうにもどった

まだうちゅうりょこうに
たびだつわけにはいかなかった

それでもちじくはかた ....
 
 
ふと、とまる

みえない
レールのうえで

きみとなら
どこにでもいけた

どこまでも
いけたはずなのに

ぼくのきしゃが
とまらない
 
 
 
 
あめのおとを
きいている

とおもっている
わたし

ひとのこころが
みえている

とおもっている
あめ

のようなきがして
まっている

すてられた
とう ....
 
 
いつもの帰り道を
いつものように歩いていると
知らない道を歩いている
どこかから寝息が聞こえるので
誰かの夢の中だとわかる
寝息を頼りに知らない道を歩いていくと
知らない家にた ....
 
 
真夜中の
高層ビルを写真に収めると
ワンフロアだけ
灯りが点いている
残業してる
君がまだ
一人だけそこにいる

+

掌に宇宙
君の掌にも宇宙がある
手をつなぐと ....
関さん、という鳴き声の
鳥が鳴いている
それはある種の進化かもしれないし
退化かもしれなかった

私は河原にいた
どのような経緯で
この河原にやってきたのか
遠い昔の記憶な ....
 
 
水の三行が
流れている

川、という字に
とても
似てるかもしれない

おとうさんと
おかあさんと
そしてぼく
 
 
 
 
スーパーで
買い物してると
茄子に
モザイクがかかってる

商品名も
お○す
と伏字になっていて
かえって恥ずかしい気がした

キャベツを買おうとすれば
その中心部に ....
 
 
秋の空に
突き刺さる
ほそい針金が
風に揺れている

揺れているのは
黄金色の穂
だけではない
帰り道なのだった

その角を曲がれば
たどり着くだろう
その家が
 ....
 
 
現代詩手帖を
ツタヤで立ち読みした

 イチローが
 内野安打を打つたびに
 子どもが一人死ぬ

というような、うろ覚えだが
そんな詩があって
胸を打った

その後
 ....
 
 
おさない頃
倉庫に閉じこめられた
なにか悪さを
したのかもしれない

わたしは泣いた
父の足音が遠ざかり
もうだめかと思っていると
ふたたび父の足音が近づいてきて
鍵があ ....
アラガイsさんの小川 葉さんおすすめリスト(42)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みんなでやれば、大きすぎる力に- 小川 葉自由詩111-3-24
宇宙の地軸- 小川 葉自由詩611-3-1
レール- 小川 葉自由詩210-11-2
透明傘- 小川 葉自由詩710-10-24
寝息- 小川 葉自由詩510-10-16
寝帰り- 小川 葉自由詩710-10-8
関さん- 小川 葉自由詩310-10-3
水の三行- 小川 葉自由詩310-9-29
わいせつ- 小川 葉自由詩5*10-9-27
秋の思い出- 小川 葉自由詩810-9-27
けっきょくすき家に投資した- 小川 葉自由詩6*10-9-20
倉庫- 小川 葉自由詩710-9-11

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