すべてのおすすめ
読んでいて癒される詩がある
読んでいて気づかされる詩がある
読んでいて心重たくなる詩がある
読んでいて心躍る詩もある
感銘を与えられ
勇気を与えられ
楽しみが与えられる
人間 ....
ホロリと涙 ひとしずく
枯らし ぴーぷー 吹いてきた
貴女は何処へ行ったのか
風の便りも途絶え消え
ホロリホロリと 泣き濡れる
一人ぼっちで日が暮れて
夢見る明日もありゃせんな
....
見えなかった
どうしてだろう
愚痴をこぼし
不平不満ばかり並べていた日々
さえぎられていた視界に
何を見ていたのだろう
誰と比べていたのだろう
私は祝福の中を ....
詩人の魂は宙を漂う
世界の響きを繊細に読み取り
心の琴線の僅かな震えを感じ取る
言の葉の海に身も心も投じ
狂おしく悶え苦しむ
時に歓喜の旋律を奏で
時に絶望の闇の淵 ....
あの夏
潮の香りが漂う蒼い夜に
渦巻く星たちに包まれていた
蘇る遠い記憶を手繰り寄せれば
遠くから潮騒が聞こえてくる
燃え盛る太陽は凍り付き
熱帯夜に線香花火が燃え落ちている
私は水平線 ....
情けない
評価ばかり気にしていた事が
そんな生き方が情けない
嫌われても
けなされても
自分の道を歩めばいい
自分を失うな
飾りすぎるな
私は私の道を行 ....
むかしむかし 暗黒の世界に 満月が生まれた
青白く闇を照らし 人は詩を詠むようになった
狼はその光に 遠吠えながら 仲間を呼んだ
満月の夜には 事件が起こり 語り継がれた
むかしむかし 乙 ....
恵みの雨が降りしきる朝
庭先で虫たちが鳴いている
ミクロの泡が舞い飛ぶ空に
小鳥が囀り
町の生活音が入り交じる
私は何者なのか
イエスキリストの肖像画を見つめると
....
私は猫になりたい
気ままに暮らし
餌には不自由しない猫になりたい
人間は嫌いだが
たまに寂しくなると擦り寄り
撫でてもらえる猫になりたい
私は私
取り繕っても
私は私
背伸びをしても
モノクロ写真に納まる
あの日のまま
私を肯定し
誰とも比べない
私を愛おしむ
私が可哀想だ
私 ....
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