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　正午過ぎには
　クリーニング屋がＹシャツを届けにくるので
　僕は部屋で待ってます

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　感動をお届けするために今日は　.... 木目の顔はきみ
横になるたび
天井にうつる

深爪のゆびを
きみに伸ばす　と
枕元で　なぜか
目覚まし時計がなる

きみはどこにいるの
答えず微笑んだままに
人差し指の月に照らさ　.... あなたの好物を作ろうと
夕暮れ
サンダルを引っ掛けて買い物にでる

昨夜の　些細ないさかいの　償いに
海老の殻を
無心でむけば
いとおしさに変わるような気がして
という
無邪気な　.... 　


　駅ビルの屋上から飛び降りてから
　地面に落下するまで
　ずっと一人だった
　公衆便所の個室から伸びて外まで出てる
　トイレットペーパーが
　雨に濡れて溶けそうだ
　.... 正気なうちに　帰ろう

まっかな顔で　父さんが
にこにこ　と　ひそっと　言う

あはは　と　笑いながら
母さん　に　よっぽど　言われたな
私は　濃いめの　お茶を入れる

　.... おだやかなのに
おだやかでない
雲の陽の今日
この翳りの日
聞こえくる歌
不思議な歌



矢をつがえることなく
矢を放ち
届くことなく
消えゆく軌跡
向かう先なく
散　.... あら、困ったわ
が口癖の君が困った様子なんて
今まで見たことがない
あら、困ったわ
なんて言いながらも
トントントンッとまな板の上で大根を切ったり
ザッピングをし続けた挙句の果ては　.... 自由になりたい
自由になりたい

っていうのが
口癖だったわけ

そしたら朝起きたら
翼がついてたわけ

そりゃもう嬉しくてね
飛びましたよ

ぐるぐる
ぐーるぐる

で　....

かえでさんの自由詩おすすめリスト（8）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
正午過ぎにはクリーニング屋がＹシャツを届けにくるので僕は部屋 ...	- カンチェ ...	自由詩	20*	04-8-19
ねむる	- 竹節一二 ...	自由詩	3	04-8-3
てんぷら	- 月音	自由詩	40	04-5-23
壁に沿って上昇する蝙蝠	- カンチェ ...	自由詩	7*	04-5-17
村祭り	- 砂木	自由詩	15*	04-5-10
ノート（不思議）	- 木立　悟	自由詩	7	04-5-9
あら、困ったわ	- たもつ	自由詩	50	04-3-26
煙草	- ミサイル ...	自由詩	24	03-12-11

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