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かなしいときに
ねぎを刻む

そういう物語があったけれど
わたしはじぶんがじゅうぶん青くさい
ことにへきえきしているから
ことさらに平気な顔して大根を刻む
まっしろな朝、まっしろな腕　.... 　
イッチャは鳥の啼き声をあてるのが上手だった。あれはコサメビタキ、あれはヤブサメ・・・。わたしはそれがどんな鳥なのか知らないままに、イッチャの背中に向かってあやふやな相づちを打つのだった。そして、　....

宏子さんのせかいのせなかさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
その夜	- せかいの ...	自由詩	14	10-12-7
イッチャの背中	- せかいの ...	自由詩	6	10-11-21

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