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冬の立ち込める並木道は
身を縮めて、息をひそめて
葉ずれや雲を流す空の息吹きを
まとい、深い憂いに口を閉ざし
軽々に言葉を弄さない

冬よ、あなたは何を思うのか
その白き顔(かんばせ)に ....
誰もがそれとわかるように
名前をつけてみましょうか

花と名前をつけます
蜂と名前をつけます
光と名前をつけます

だけれど君がそれを指さすとき
花と戯れる蜂や蜂と戯れる花を
輝かせ ....
ひとりの部屋には
ひとり言や鼻唄が
響くだけ響いては
ちいさく、ちいさくなって
ちりやほこりのように積もっていく

忘れたころに気まぐれな
神さまが通り過ぎると
つかの間、舞い上がり
 ....
シホ.Nさんの帆場蔵人さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
白き顔- 帆場蔵人自由詩319-2-15
沈黙のなかで- 帆場蔵人自由詩18*19-2-14
ひとりの部屋- 帆場蔵人自由詩119-2-4

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