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苦しいのは
薬のんで
痛みがないこと

痛いの怖い?
でも少しの我慢
長い退屈
痛みだけが
自分のもの
記憶している
すりきれていく
忘れていく
流される
暮らしに押し流され ....
ミッドナイトプレスを
買った帰り道

天王寺駅構内を歩いていると
笑っている人も
うずくまる人も
奇声をはっしている人も
中学生も
しゃべっているおばちゃんも
みんな真剣だなあと思っ ....
狂ってしまうと、あなたを
愛する草、風、鉄橋が散らばる中で

わたしは何もない
なにもない
なにもない
ためらいも勇気も
恥も

釣りをしている人がいて。

何もないことをくぐる ....
運命なんて
しゃららるん
うたっても
尽きない夜の火柱

近付く
あつい火の粉
かなりかなり
なんだ
ミナミのビル街の
揺れる月の海
こんなところで

こんなはずじゃない
 ....
少ししんちょうに
歩いている
あまりちゅういしすぎると
信号につかまって私
からだこなごなの
散弾になるよう
だからもうすこし
つまさきをあまり
感じすぎては行けないわたしの通りに
 ....
最近

この間近に、海は無く    
無く

シャワーを止めた後の排水溝

  髪 からまり つらくもつれる
僕の渦


   鳴門の渦潮を
   鳴門の渦潮を
   見たの ....
もう少し

もう少しだと
思わずには、いられない

と僕は、僕の生まれた町のとおりの言葉で
書こうとするんだが

カナシイ
異物なんです

僕は

言葉に対して
山から
 ....
破壊された石仏は遠くすりきれ、たくさんのにんげんたちのふみつけた顔の裂目から、何をみる ぼくは何を見い出す そう感じた日の部屋は、暗くなく。際限のないドリルの音がぼくの隙間だらけの体から染み出して .... トゲトゲの木という
スピッツの曲があり、

うたうことは、流れ、聴くものは、
薄闇にゆれ、ここの部屋の落ち着いた形
溶けていく

ぼくのはりめぐらす気分は、とげとげで、
いつもしつこく ....
なに
書いてるのかな

風がみどりの木をゆらしているのは
巨人がおどっているから
  と
彼女が申すので
書いてみた


僕が思うに、目に見えないってのは
風もそうだけど
見え ....
ものおとをたてる足の裏は悲しい

きしむ古い木の床と
すこしずつ減りつつある体重の

狭間で
夜の空気は家人に眠りを運び
すりっぱを履くの 忘れた

冷たい

ひとり暗い廊下歩く ....
もうだめかもしれないと思ってる瞬間に、へんな電話がきたり、エロメールが来る。 たぶんそれもいいんだ。世の中はノイズの中を、まだ心拍している。不整脈だとしても。  ....
捨て彦さんの石川和広さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
宣戦布告- 石川和広自由詩4*05-10-13
僕の世界は海になって- 石川和広自由詩10*05-9-5
はじらい- 石川和広未詩・独白6*04-11-28
夜のill- 石川和広自由詩204-10-13
_- 石川和広自由詩4*04-10-1
突き刺せよ、渦巻きに- 石川和広自由詩5*04-9-20
あくがれ- 石川和広未詩・独白7*04-9-13
きざし- 石川和広自由詩5*04-9-5
とげとげタイフーン- 石川和広自由詩4*04-8-31
愛撫- 石川和広自由詩4*04-7-30
静寂に- 石川和広自由詩3*04-7-3
ひかりのは- 石川和広自由詩2*04-6-28

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