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尖った耳の荒地から
顧みられぬ広場まで
青と灰と青と灰
敷きつめられては動いている


手から手へ
骨から骨へ
やわらかく淡い月齢をひらき
ふたたびみたび閉じてゆ ....
塩分の
うすい膜が
少年、
夏は飛んでこない。



眼を充血、
陸のリンゴ。
焦りすぎだという警告
与え、
外って、どこだ?外って
水をたたえて
おれは



遠す ....
             考える 考える
             君のことを考える
             君について考える

             油断していた
          ....
日曜の
午前三時


手足のない男が
金網に入り
手足のある男と
2ラウンドを戦う動画を見る


手足のない男は
手足があるときは
アマレスの
 ....
 泣く女

泣く女は階段の下で
セーターを編んでいる
赤い毛糸と緑の毛糸で

 哀れな女

シンデレラは靴の片方をなくした
シンデレラは靴の片方を探している
シンデレラは義足の片足 ....
きのう
飛び去った飛行機のように
蛾が震えていた
取り残された最後の技師が
数値を記録し続けている
薄汚れた窓硝子の向こう
森を走っていく少年あるいは少女の白い素足が
境界を飛び越えなが ....
 
すなおになってしまいなさいよ、と
いうような事を
あなたは喋り続けているのだけれど
僕はそのどこで
愛想笑いをすればいいか
という事しか考えていない
 
見つけてしまえば楽にな ....
ひちさんの自由詩おすすめリスト(7)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
めぐり_えがく- 木立 悟自由詩5+10-8-18
跳躍したき- 榊 慧自由詩510-8-2
考える- 鵜飼千代 ...自由詩13*10-7-2
日曜の午前三時に- ホロウ・ ...自由詩4*10-6-27
食傷- salco自由詩22+*10-6-26
エネルギー- 片野晃司自由詩1809-4-4
もぐら- 黒子 恭自由詩409-4-2

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