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理想の母とは
いつも友人の母だった
決してとることのない仮面の笑みが
もたらす安心の温度にほどけていった

なぜ母は私をよぶとき
まゆげをきりりとたてているのだろう
目の端が尖っているの ....
グレープフルーツは嫌いだ
皮をむくのも 半分にして食べるのも
じょうずじゃないから
取り切れない実を見ていると
罪悪感で目が細くなる

なのに夜に飲んでいる
コップの中にジュースとして入 ....
真夏の温度の中にいて
少しのけだるさを感じるのかと
おもってこわがってた今朝

無音の朝の気配には
なんの操作もなくて
自然の風にさらされる

ときが通り過ぎる
過去も今も未来も
 ....
君の一歩に手を貸して
花は微笑みました
温度は上がっています

風は雲を運んで
空は太陽を迎えに行って
かえりに 真夏を誇らしげに

私はみあげて
感じています 夏の日
君は旅立っ ....
たくさんの曖昧が並んでる
夏のそらの曖昧
地上のひまわりの中に
整然と並んだ種
の黒は太陽の染み

子供たちの汗の
光りに目がくらむ
私の記憶の中の私が呼ぶ声

驚愕という字の画数 ....
花ははじけて水に巻かれて
命消えたように
みえて
根っこの存在をあなた忘れていませんか

涙こぼれて水にまざって
夢消えたように
みえて
心の存在をあなた踏みつけてませんか

小さ ....
夜に歯が立たなくて
おちるまえに爪で
ひっかいた月が
やっとちょっと欠ける

いろんな想いのせいで
雨っていうのがふって
恵みだって祈りを
捧げる民族になりたい

当たり前の空気を ....
そんなのはいや
だれかが言った通りに終わりが来て

そうじゃないの
だれかが言った言葉は無視されて

川は流れて
雨が川になって
それでも流れるしかない水の想いに

映してみるのは ....
いらないものを
雨に流すから
雨は泣いてしまう
あなたも
私を捨てるから
私も泣いてしまう

雨に濡れて
泣いてる雨に濡れて
とうとう止んでしまう雨のほうが
勇気があるの

ひ ....
よんで こたえて

コミュニケーションと
むずかしく言わなくても

ほしいものは
みんな同じでは
ありませんか


目の前の
花にきく 風にきく

一人の私の
つぶる目に ....
正直でない人が乗るバスに
あなたと別々に乗る
みな黙って
窓の外をみている
景色は
圧倒されるほど美しくて
胸が熱くなるのに
だれも
なにも
言えないまま
バスは走ってゆく
足の裏に雨がついた
足の裏からむこうが水の世界になった
ゆうらゆうらと ひったんひったんと
足の底から水がせまる

私はいっそお願いと
沈むチャンスをうかがっている

雨は惜しみなくふ ....
学問ではなく
経験でもなく
喉の渇きをただ癒すためでもなく
僕は君の元へいそぐ
言い訳したくはなくて

君はたぶん泣いている
それはそれで困るのだけど
君が笑っていると僕 ....
綺麗と言ってしまってもいいと思うんだ

君は声をヒソメル
僕はなによりも君の
そんな声につまる 胸が

秘密

君は言う そう
唇に 指 くっつけて

ああ僕の
心の真ん中 ぎ ....
いらない紙の裏に
らくがきしたって捨てるだけ
なら
そこに私は描こう
心の模様
綺麗なんかは
めざさないけど
だれにも似ていない
私のはだかの心
捨てられたって
かまわないけど
 ....
一話完結の夢に

あなたがでてきたから

ぎゅっと抱きついた

あなたは肩を

抱いてくれたかしら

私は眠る

あなたと夢に溶け込みながら
うずら豆さんの朧月さんおすすめリスト(46)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 朧月自由詩410-7-26
夜の苦味- 朧月自由詩410-7-22
永遠の一瞬- 朧月自由詩410-7-19
真夏のやくそく- 朧月自由詩510-7-19
体温- 朧月自由詩310-7-18
生命力- 朧月自由詩310-7-15
手強い夜に抱かれて- 朧月自由詩310-7-14
こっちの水- 朧月自由詩310-7-12
雨とふたりで- 朧月自由詩510-7-11
微笑- 朧月自由詩610-7-10
正直バス- 朧月自由詩210-7-4
水鏡- 朧月自由詩510-7-3
僕のあやまち- 朧月自由詩410-7-1
君との秘密- 朧月自由詩210-6-30
紙飛行機- 朧月自由詩310-6-30
あなたとの夢- 朧月自由詩110-6-29

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