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うらうらの生き物の吐く息が
硝子だった空気をぬかるませ
希望と期待とに重くよどんで
風景は薄くかすみがかったよう
夢のよう ひとはいう
散るさくら うつくしいという
まだ咲かないさくらの樹 ....
僕らは見知らぬ未来を味方につけるため
騙し騙しの今日をやり過ごし
昨日の名前を付けるために墓を立てては
名前を付けると昨日が色あせ遠くなってしまいそうで
やっぱり何も刻まないこともある
無言 ....
ちいさい秋見つけたの輪唱は
町の裏路地を通り抜け
いつしか夕日ばかりの
河原の土手へと
手をつないで駆けてゆく
そんな幼い日の幻影が
電信柱の後ろから
にっこりと顔をのぞかせ
むかし聞 ....
橘あまねさんのマチムラさんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三月- マチムラ自由詩4*13-3-2
墓の名- マチムラ自由詩9*12-4-20
かごめかごめ- マチムラ自由詩7*11-9-2

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