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きみのオデコはとがっている、おやすみと言うたびに、やだやだされて、それはちょうど夏の虫だったから、掛け違えたボタンが蝉のように、ポックリ病だ、ぼくはきみを目覚まし時計と間違えていた。
縞模様 ....
タマラ
おんなたちに
混じって
暮らしていたから
夜は
誓いの言葉を
忘れてしまった
見上げれば
黄色い星を
記した
10センチ四方の布に
耳鳴りがあたる
三日間
心 ....
海上、
都市をつくろう
なにもかも波になれば
こわれるのに
疲れました
飛沫のように暮らす
花にも、
貴方にも
四月半ば
笑ったまま
夕飯の仕度をして
空白にかえっていた
天使のことばが
一文字が
けむりがしみる、瞼を
とじると、裏側に
引っついていた
教会にいく日曜日に
父さんからくすねて
おいた煙草に火をつけた
「ぼくはあな ....
夜な夜な
あなたが台所から
空のボウルを持ってきて
食卓に置いた
私を人差し指でさして
「空だ」と言う為に
白のテーブルクロスに
私を寝かせて
殴り始める
夜な夜な
ボウル ....