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衣装という過剰と
わたしという過剰が出会う

わたしの過剰は
欠落の過剰
そこに
衣装という過剰が容赦なく流れ込む
わたしの欠落も
流れ込む衣装をしたたかに咥え込む

衣装はわたし ....
夏が去ったあとのがらんどうに
いつしか白く大きな九月階段が出現していて
そして僕らはその段々の上に
蒔かれたように腰かけていた
ただそこで空を見あげていたり
何かを読んでいたり
歌をうたっ ....
君と会ったら
君と交わす言葉で
森を作ろう
いろんな樹がざわめいて
ざわめきの中から 光がこぼれてくる森を

君も(そう 君でさえも)
僕を救うことはきっとできない
けれどそれでも君が ....
カムパネルラの瞳が
どこからかしずかにみおろしているような星空

君の沈黙 君の横顔
それはなにかうつくしく けれどものがなしい
予感に満ちているようで
僕も黙ったままでいる

僕の脳 ....
あまねさんの塔野夏子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
衣_装- 塔野夏子自由詩3*25-2-5
九月階段- 塔野夏子自由詩22*11-9-11
幾千のノイズをくぐり抜けて- 塔野夏子自由詩5*10-12-29
カムパネルラの瞳- 塔野夏子自由詩8*10-7-11

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