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二度迎える零時には
広く全ての主語を解き放ち
わたし、や、ぼく、を
発音しないように
気をつけながら、
静かな旱魃に横たわって
そっと
息を引き取る
砂丘の青さに
ためらいの ....
樹上から葉脈だけが
長く垂れて、
神経回路を伝達する
信号みたいな
陽光の、ひと滴が
瞬く
青が広がる
ぼくたちの瞬きも
青くなるから、
この場所はきっと少しだけ、
世界の中心 ....
橘あまねさんのhahenさんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
旱魃の夜
-
hahen
自由詩
3
14-1-26
目盛の隙間から立ち上る青い炎
-
hahen
自由詩
3
14-1-22
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