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駅までの道を歩く
歩く
足の裏
からだを動かすと汗ばむくらいの陽気になるでしょうそのなかで
あたたかな陽射しをいっぱいに浴びて
まぶたが少し、ひらひら
眠っているような感覚が続いている
....
うす暗闇のなか
香の灰を浴びて
ベッドにて眠っていた猛獣が
女という感覚を微かに取り戻した
夢現の。
現実の壁、落ちた灰
灯ゆらめき、
....
『君が好きだ』と云って
『君が好きだ』と云って
先ず自分を守る。
この痛さ。
私には貴方が全てなのに
貴方の全ては嘘みたい。
昨日の夢に出てきてくれた貴方は
もう何も ....