15歳の初期衝動
きらめくアゲハの羽根の切れ端
16歳の絶望
古い映画を観てるみたい
スタッフロール過ぎたら17歳
絶望すらも幸せと名付けた
倦怠しか残ってない
生活はつづく
....
さびしくなったら
花咲く野辺へゆこう
ごらん
{ルビ凌霄花=のうぜんかつら}に蝶がぶらさがる
一郎は華子と2つ違いのいとこ同士。二人は親の家が近いこともあって、よく一緒に遊んでいた。
今日は華子の屋敷の庭の竹やぶにいる。
「一郎ちゃん、今日は一郎ちゃんが犬をやって頂戴。」
「華子ちゃんは ....
ゆうらりと
ゆれてしまえばかげひとつ
かげとかげとがかさなって
もっとおおきなかげひとつ
もっとおおきく
もっとかぼそく
うたってしまえば 月 むざん
うたってしまえば 夜 むざん
....
{引用=またひとつ、なさけない歌}
#1
夜は水のように滑らかで
闇は塩のように喉にひっかかっている
残る思い
その中で 何故と問う暇もなく 男は死んだ
海の そのくるった観念の中 ....
少しだけ悲しいお話をしたあとに
あなたは
少しだけきれいになったようでした
まるでいいことばかりじゃない
そんな嘆きを語っていたわけではなくて
これから先のことをからめて
あなたは
....
ま のすけさんのおすすめリスト
(67)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ハッピーバースデーの色
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リヅ
未詩・独白
4*
07-5-16
夏
-
石瀬琳々
自由詩
9*
06-7-18
犬の名は全て一郎_____(お暇な時にでも読んで下さい・・・ ...
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ふるる
散文(批評 ...
10*
06-3-8
霊能者が書き留めた幽霊の聴こえない歌
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岡部淳太 ...
自由詩
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06-3-1
月曜日の幽霊
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岡部淳太 ...
自由詩
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05-6-9
少しだけ悲しいお話をしたあとに
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ベンジャ ...
自由詩
31*
05-4-3
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2
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