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握る拳のひとつ
力を
力を
みなぎらせ

踏出す脚の一歩
遠くへ
遠くへ
つながらせ

ささやきを叫びにして
この存在を
主張するのもおこがましい

さみしさを晒け出し　.... 緑波立つ
一面田の面
太陽真上に
正午の沈黙

見時葉の月
一よう多様
大気の底で
焦土の地が沸く

あの夏の日々
われを失う
瀕死の乱心

あの夏の日々
割れる脳内　....

小川麻由美さんのシホ.Nさんおすすめリスト（2）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
尖鋭	- シホ.N	自由詩	5	12-2-12
八月	- シホ.N	自由詩	6	11-8-7

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