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夕空と海の混じり合うそのすきまに
すべり込むうみどりの影のさみしさ
赤い包みのキャンディーをポケットから取り出すと
口に入れる間もなく風景に溶ける




”ちかみちはこっ ....
電話が鳴った

今日
肌身離さず持っていた
携帯電話が
いつもなら
部屋に放っておかれるはずの
携帯電話
今日は
大切な携帯電話

電話が鳴った

午後10時37分
着信音 ....
張り裂けそうなこの心を
必死に抱えて歩き続けた
誰もが安息の地を求めているのに
どこにも止まることを許されはしない

地下鉄の風に吹き上げられて
薄っぺらい仮面など剥がされた
ただ立ち尽 ....
広さ8帖の部屋の隅にある
広さ2帖のクローゼットの中に
ボクは丸まった
何も考えずに
ただ
せまっ苦しい
真っ暗闇の中で
ボクは丸まった
誰にも見つからない場所
誰も探さない場所
 ....
消えてしまったあなたの跡は

何もかも真っ白で

置き去りを認めたくない 

何かが あわてている


置いて行ったあなたは

さぞかし

気持ちいいでしょう

今夜は
 ....
さいきんなぁんもかんもわすれていきよるち
おかあちゃんがいいよった
なーなー、おかあちゃん
ぼくんことも
いつかはわすれてしまうん?

こーえん
ゆうやけこやけのあかとんぼ
うしろのし ....
あの頃は
言葉が無くても
ちゃんと伝わってた
ちゃんと感じてた

態度が
仕草が
ボクのこと
大事にしてるって
大切にしてるって
分かったのに

今では
何を考えているのか
 ....
さよなら国は
朝でも 夜でも
「さよなら」とあいさつします。


さよなら

さよなら


ほんとの さよなら よ

ふぅん、ぼく よくわかんないや


こまったわ

 ....
田舎の小さな駅に

僕と君の靴音だけが響く

君は今にも泣きそうに言ったね

もう少しいられないの

東京に帰るのは明日でいいでしょ

そういうわけにはいかなかった

まとまっ ....
-存在の意味-


存在し形あるものはいつか崩れてしまう

物であれ人であれ感情であれ愛であれ

崩れて消えたとき人はその存在の価値にはじめて気づく

それが本当に自分にとっ ....
はじめはわからなかった
仏舎利塔なのか
噴水なのか
生き物なのか
ひと足ごとにみえてくる
どうやら人らしい それ
まばらな街のあかりでは
まだ 性別はわからない
声をかけれるほど近づく ....
さわってはいけないよ

君は寂しげに笑っていった

手を怪我してしまう
さわってはいけないよ

君の優しさ は
わたしにはいらないの

痛くてもへいきよ
ひとりでわれたこころを拾 ....
傾きかけた夕日に
静かに染められていく放課後の教室
たわむれあそぶ影法師たち
その風景からひとりひとりを
輪郭にそって丁寧にきりとり
ノートに貼り付けていく

ふるえる手で
間隔が
 ....
幾重にも張り巡らされた電線と建物に縁取られた空は
そこから一歩も動けずに
ただ静かにたゆたうばかりで
そこには自由の象徴は伺えず
孤立した文明化社会を彷彿とさせるばかり

木々のざわめきは ....
-a・ta・ta・ka・na・・・かぜ-

此処で逢った自分は
心だけの存在だったから
特別に見えたのかな
実際はそこら辺の
ただの一人の・・・平均以下の生き物

優しかっ ....
春のある日
緑の窓に
映るように出会う
ふたつの音楽



応え以上の応えを浴びて
昨日は突然消え去って
今日と明日は行き来する



花の手をとり まわる声
声の手を ....
-想いは届く-


この果てしなく広い大地の中

誰しもが探しさまよう

たった一人の異性(ヒト)と巡りあうために

ただただ愛してやまない

この世でたった一人の愛し ....
-貴方が求めるままに-


貴方が求めるままに僕はいて

貴方が求めるままに僕は代わり

貴方が求めるままに僕は笑い

貴方が求めるままに僕は奉仕し

貴方が求めるまま ....
生きること
死ぬこと
違いって何?
違いなんて
存在するの?

生きていても
死んでいるのと
変わらない人もいるのに
それも生きてるって言える?

生きていることが
死ぬことよ ....
きれいな女やった
絹ごし豆腐みたいな肌してたわ
几帳面な女やった
後ろ髪をよー梳いておったわ
早起きな女やった
いつもせかせか働いとったわ
芯の強い女やった
最後まで別れへんって ....
1

正直、高校を卒業した時の成績はよくなかった
偏差値にして40前後
空を飛ぶ試験にうかるには絶望的な数字だった

なにしろそのころ
空を飛ぶための試験を通過するには
偏差値にして6 ....
大切だと気付くのが遅すぎて
わかったときにはもう いない君

そして残ったのは
君のいない淋しさと
もう触れられはしない
君の優しさでした

失ってから大切だと気付くものが多すぎる
 ....
作り笑顔を覚えた子供達が今の社会を作っているので
この社会には笑顔がありません

僕達が毎朝鏡で顔をチェックしているのは
きっとその為なんだろう
赤い靴、狂った窟
排水管の鋭な光に射抜かれた歓影
AからZ
誰の手も届かぬ所に
静柩な血の騒やぐ星座造る窟
故意に傷する行為、踊る赤い靴のカウントに
買うんとは訳の違う手製の星座
イリー ....
HEDWIGさんの自由詩おすすめリスト(114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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I'm_home- ワタナベ自由詩16*04-4-28
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へいき- anne自由詩2*04-4-26
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a・ta・ta・ka・na・・・かぜ- ひで自由詩2*04-4-24
ノート(ふたつの音楽)- 木立 悟自由詩404-4-23
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Dead_or_Live...- Lily of the ...自由詩3*04-4-21
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