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鉛筆を削る
尖らすために
がりがりという音の中
画用紙をすべることの叶わなかった
黒鉛たちが
ゆらりゆらりと落ちてゆく
鉛筆を
尖らすために
犠 ....
あたまがおかしくなるようだ。
あのうたはもう、ひびかない。
こころが遠くにあるようだ。
手を伸ばしても、とどかない。
空回りするそらの向こうに、
今日も見えない星が出ている。
Nullさんの自由詩おすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
黒鉛
-
くろきた
自由詩
5
10-2-19
そら
-
sh
自由詩
4*
10-2-19