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森へ
つづく道は
つめたくて
きもちいいんだ
冬の
シーツみたいに
白くないし
深く
濡れているけど

たとえば
ビリジアンって
色が好きだった
絵の具
 ....
「美しい日本の私」
とでも空にコピーを一本書き込みたくなる
山村の清流でせせらぎに
耳を澄ませながら
いじったタバコを一服
僕はぼんやりと山並みを眺めながら
隣から立ち上る
まるい煙 ....
あの時誰かが血を通わせただとかいう
そんな街はもうたくさんだった



新緑の葉脈はもちろん、
青噛むような桜
セルがひとつずつ
つぶれていく音が顎を伝う花びら、
そして秋 ....
高梁サトルさんの水町綜助さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ビリジアン- 水町綜助自由詩16*11-9-12
○△□×○- 水町綜助自由詩411-8-22
青噛む春- 水町綜助自由詩3*10-3-16

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