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せせらぐ闇の絡まる音を 寝転びながら聴いていた
耳たぶを床にくっつけて
爪っ先で悪心を蹴っとばし
かかとで抑鬱を押しのけて

扉のすきまに吸い込まれてゆく

耳の中身が水深1000キロメ ....
陽が翳っちゃってからずっしり重くなった帽子をとってみたら、かみのけのあいだから煮詰まりすぎて変色した灰色の自意識が腐りながら落ちてきたよ肩から腕を伝ってどろどろぐちゃどろ、ひゃーっ

只、路上 ....
天に向けた指の先が真白の点に触れる、その冷たさ
私は指先から凍りついて言葉をどんどん失っていく、
貴方の去り際に際して何もひとつも思えない

透明の、重く地上に突き刺さった球体が
地 ....
硝子造りの七色都市構造が、瞬間的大瓦解を経験した夜明け
かつてない沈黙と瓦礫の地に、透明な砂がきらめき流れてゆく

ひときわ目立つ明星の下、
青く波立つ薄い硝子板に挟まれて
銀の髪もつ鉄製の ....
高梁サトルさんの北街かなさんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空白から象形を独白する- 北街かな自由詩411-6-10
ロスト・オール・センセイション虹色@街角ジャキジャキ- 北街かな自由詩210-12-10
氷結する球体としての孤独- 北街かな自由詩310-11-30
ヒステリカル-ロジック-03_行方不明最先端都市- 北街かな自由詩610-6-8

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