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藍をぬぐしろはあさを見 みぶるいし夜は反転しぬるいねむりがふる

薄蒼い窓いちまい向こう側にはじまる新しいきょうに馴染めず
つつじから蜜を吸いとる口元が こぼれるようにあまく光った

胸もとはこぼれる花弁の花水木 火照る頬には蝶々が咲く

風が光れば花たちは咲き笑い きみが笑えば空が高まる

日ごと濃くなる ....
肌やきもちが敏感になって あしたにはきえてしまいそうな夜 つけたゆびのあとはうすあお桃いろはなほの不在をつらぬき通し


おだやかな寝息はうみをつれもどしくち元にふるいはなをかざる


つぼみさへかたく締まつてゆめを見る足音とほくはるは逃 ....
ひだまりに さらされてゆく くちびると 動けずにいる ぼくの両足
ハイドパークさんのはるなさんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
朝方の眠り- はるな短歌110-5-30
初夏、慕情- はるな短歌710-5-13
- はるな短歌210-4-9
春まつうた- はるな短歌410-3-30
はつ恋- はるな短歌710-3-21

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