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二重三重山際かさなり緑なす比叡の山は今日も確かに

湖は遠ざかりゆく車上にありやや涼し大津の街は

昼食の時となりたり京に来て茶箱弁当という物を食ぶ

空曇り風は吹きて段上り息つきては ....
三本のアジサイの木はふくらみて六月に入り咲きいださんと

豊かなる朝の陽を受け今朝もまた歌書きつまに贈らむとして

出勤す妻のこころをはげまさん朝食ととのえ漢詩紀行をみる

今日も ....
朝の風気持ちよく吹き庭に在り妻のことを考えている

光満ち彩りの良き花々を眺めて今朝は過ぎてゆきつつ

頬にふる光とかぜの圧力に春が夏へと向かうを知れり

微かなる鳥の声して風そよ ....
緑濃き妻の花壇のアジサイは蕾ひらきて咲き出でむとす

チャイコフスキー?悲愴?響きて朝の花壇は潤いており

春風に風鈴が鳴る朝日さす椅子に坐しておもいはおおし

妻が植え吾は運びて共になす ....
春かすみ藍色の水鳥が舞う湖の架け橋渡りけるかも

枯れ葦の水辺たわむる鴨の群れ飛び立つ音に心騒げり

浅みどり新芽つけたる木々を見つ心新し空を仰ぎて

黄みどりの芽と花が合い桜咲きける ....
白と赤紫ブルー花咲きて妻の花壇は賑わいており

ギッシングふとふと読みて人生の目標みつけり

曇り空ベートーベン・ピアノ曲部屋中に響いておりけり
風温しさがし来てみた野っ原に土筆採るなり妻と友らは

早春の枯葉まじりに青草と前景にある杉の林が

喫茶「風」心は浮きて妻と共トーストとコーヒー

山際の店にいて人五・六人薪ストーブ窓辺の ....
ああ春よ妻の花壇は一斉に花咲き出でて希望の春よ

今日の日も清くすごさむこの時を寸暇惜しみて学問の日に

桜井市訪れし時天皇の陵に立つ吾らの姿絵にしにけり
 
戸を開けば陽の光さす通り道妻は日曜勤務にいでし

冷気こめ朝の空気すがすがしくも今日の集会妻は欠席

夜くれば食卓囲む幸せを思いつ友の車来るまつ
夕となり妻の帰りを待ちつつもともに歩みし伝道の日々を

家を出でまた家に入り語りたる神の言葉は心をめぐる

目覚めてはまた起き上がり聖書を持ちて幾たびも共に忍べり

妻と共あたらしき湯沸か ....
如月の温くき休日二人して柿右衛門展思い出になる

洋服を二・三点も出されけりどれも似あいて妻はみめよき

妻出勤部屋を出でゆき戸を開けば横顔見せて運転席に
ハイドパークさんの生田 稔さんおすすめリスト(11)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
妻と8首の歌を作れり- 生田 稔短歌6*10-6-23
六月に入る- 生田 稔短歌310-6-2
夏へと向かう- 生田 稔短歌3*10-5-28
朝はすがしき- 生田 稔短歌6*10-5-27
湖の春- 生田 稔短歌610-4-18
曇り日の朝- 生田 稔短歌310-4-5
花折れ峠辺り- 生田 稔短歌310-3-23
清き朝- 生田 稔短歌110-3-15
朝の一刻- 生田 稔短歌3*10-3-14
妻と一緒に- 生田 稔短歌3*10-3-8
月曜の朝- 生田 稔短歌310-3-1

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