誰かの言葉に
リズムを 叩いていた
爪の先を 誰かの
とぎれにしていく
枯れた葉
雪雲
花一輪
降るか
積もるか
轟くか
耳の奥が
反響する
キーン
高く
高く
染まっていく
降って
積もって
轟いて
届いている
きっと
凍てついても
....
雪の降る街の景色を
音だけで感じている
悴んだ手が赤くなり
サクサクという音が
足元から立ち上って
靴底から垂直に体の
芯を冷気が掴んでは
私の細い心臓を震え
あがらせているの ....
息が白くなったら
アンタの湯たんぽになったげる
なんて、ないしょ、ないしょ、
あなたから
ことばがとどき
かえしうた
あなたから
詩集が届き
ひもといて
活字の黒と
余白に酔える
あなたから
おもいがとどき
詩を書いて
おもいつおもえ
おもわれし ....
秋助さんのおすすめリスト
(35)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
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番田
自由詩
1
09-12-18
スノーレター
-
秋也
自由詩
1
09-12-18
数え切れぬほどの幸せな家庭が暖かい屋内で晩餐をとっている時間 ...
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
6
09-12-17
ないしょ
-
殿上 童
自由詩
4*
09-12-17
あなたから
-
瀬崎 虎 ...
自由詩
2
09-12-17
1
2