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いっぴきの蝉が
務めを終えたように
仰向けに落ちて
空をひっかいている
親しんだ木々の幹に
戻る力はもう無い
おまえの瞳が
磨きたての宝玉のように
くろぐろと光をたたえるのが
....
風恋誦さんの橘あまねさんおすすめリスト
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夏が挽く歌
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橘あまね
自由詩
26
10-9-2
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