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ふわりとしたなかに
グワリと揺れていく内耳を
参拝
ね
泡が散らばる空中に
飛んでいける浮力は
いつも心臓で作り出されているね
白ゴマを口にいれ
たくさん喋りだす骸骨は
人類愛の ....
夏バテの深海魚が
歩いている松の木に
君の手が植わっていた
それが非常に涼しく見えている
齧られた世界に
君の唾液が混じっているかと思うと
それだけで明日のことは考えなくて済むし
虫 ....
カメラが置き去りにされていた
ウコン色の砂の中に
捨てられたように
置き去りだ
ずっと地面を見つめて
語りかけている
それを受けて砂がサラサラ応える
秘密の地下室が
永遠と機械を組 ....
ヘブンズドアー
が開くその光を見て
真夜中
君の煩悩の融解を疑わない
許されるものだから
許されるものだから
って許されないものなんて一つも無いって
ヘブンズドアーかしら
その ....
地球が平面で切り取られていく
次々と
あの青い地球は
うるうると
断面を
見せ付ける
水族館になった
僕は
悪趣味のまま
....
春雨
サクラの破片が
まるでガラスのように
散らかっている
太い幹から広がっているその様は
侵略
を思わせる
風が凪いでも
雨が降っても
抑圧にもならない
それは世 ....
ある意味規則的に
山積みにされた
鉄が
執拗に執拗に
山積みに
鉄が
転がり回るタイヤ
空に向かって飛ぶクレーン
箱からちぎれて飛んでいくのは
そういう空虚
....
「クラシック」
稲穂の先端が
千切れて跳んで
千切れて跳んで
潮騒が跳んで流れる
音符が嵐が金色を色づけていく
鼓動と音階鼓動と音階鼓動
休符が僕を梳ってしまう
その
傷口のしぶ ....
「羽の無い天使」
高架下に羽の無い天使が立っていた。
そこで住んでいる風だった。
羽の無い天使
と目が合うと
―わたしは人間です―
とわざわざ言った
のがチャンチ ....
望月 ゆきさんのたけ いたけさんおすすめリスト
(9)
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
ゐ
-
たけ い ...
自由詩
3
07-10-21
今日
-
たけ い ...
自由詩
4
07-8-7
キンコム
-
たけ い ...
自由詩
5*
07-7-7
ヘブンズドアー
-
たけ い ...
自由詩
2*
06-5-18
「額縁」
-
たけ い ...
自由詩
3*
06-4-16
春雨
-
たけ い ...
自由詩
4
06-4-12
「ティッシュペイパー」
-
たけ い ...
自由詩
3*
06-3-6
クラシック
-
たけ い ...
自由詩
11*
04-4-11
「羽の無い天使」
-
たけ い ...
自由詩
14
04-4-8
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