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台風が行き過ぎた
西南西へ
6号の進路とは逆に
青空は底なしのように突き抜けて
まっすぐ入道雲へ
ラジオからエルトン・ジョン
切ないじゃないか
そんなに簡単に手渡さないで
ハンドルを握 ....
梅雨が明ける
青空の隙間から熱い風が吹く
素足を焼けた砂に投げ出せば
背中や肩や胸元に焼きついた記憶と
砂塵とともに行方を知らせない記憶たちが
行き来する
だから
こうやってここで
生 ....
その美意識の中では美しいとされているのか
目のない魚たちは見たことのない光など求めない
もしかしたら、その静寂は、ほんのひとかけらで
そのかけらさえ理解できない未来は過去になっていく
このまま ....
「10月 」


少女だったころ
それは青空と同等で
わたしは生きる喜びを持っていた
埋もれていたものを
そのたび拾いあげても
掌から滑り落ちていく
昼間の悪魔は友人といい
夜中の ....
望月 ゆきさんの芳賀梨花子さんおすすめリスト(4)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
午後、西南西へ- 芳賀梨花 ...自由詩6*05-9-8
凪の素描- 芳賀梨花 ...自由詩10*05-9-1
深海魚- 芳賀梨花 ...自由詩8*05-9-1
小詩篇_「砂浜」- 芳賀梨花 ...自由詩10*05-8-27

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