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「迷っていたけれど
そういうふうに
生きていく事にしました」

密やかな決意を
胸の中で繰り返し
そこへ行き着いた
あなたの思いに対し

親指は言葉を探せなくて
携帯電話を閉じまし ....
恋人同士の言葉が
私の夏を少し惑わせて
環状線の波に酔う

頬を染めた女子高生達の
隠しきれない純朴さ
物語の行間にちらちら盗み見る

同じ早さで揺られて
全ての人は
各々の街に帰 ....
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ....
世界のありったけの明かりに負けず
その人の背中越しに三日月が見えた

一瞬で長い腕がそれを遮る


活路を見出さなくてはね


しっとりした声で
それはそろりと湖底を撫でるよう ....
放った言葉は
宇宙葬
想われた言葉は
さようなら

糸の切れた凧のように
僕は自由ですね

されど
日々は変わらず続き
空の色さえ失っていません

その普遍性に
安堵し
途 ....
望月 ゆきさんの藤原有絵さんおすすめリスト(5)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
沈黙の質量- 藤原有絵自由詩609-1-6
バタフライ- 藤原有絵自由詩4*07-9-17
自由なさようならをぶらさげて- 藤原有絵自由詩6*06-6-26
三日月の部屋- 藤原有絵自由詩11*06-6-17
ネロリのこいふみ- 藤原有絵自由詩16*06-6-15

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