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開いた手の平はどこまで近づけても絡み合うことは無かった


遠ざかる程に
近付いた時を
悔やみ

縁取りを風で見失って幻影に惑わされるだろう
触れ合っていたはずの頬さえ今は冷たい

 ....
櫂と 水底
触れ合う 音
奏でる 二人
進んだ先で待っている から
大きな水底は待っている から
    橙色の町並み

あの時僕は若かった
どんな赤子よりも
姿形無く

    木製の電柱

それでも生きていた
誰かの点と 誰かの点の
間を結んだ線のように

    街頭 ....
望月 ゆきさんの久野本 暁さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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