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開いた手の平はどこまで近づけても絡み合うことは無かった
遠ざかる程に
近付いた時を
悔やみ
縁取りを風で見失って幻影に惑わされるだろう
触れ合っていたはずの頬さえ今は冷たい
....
櫂と 水底
触れ合う 音
奏でる 二人
進んだ先で待っている から
大きな水底は待っている から
橙色の町並み
あの時僕は若かった
どんな赤子よりも
姿形無く
木製の電柱
それでも生きていた
誰かの点と 誰かの点の
間を結んだ線のように
街頭 ....
望月 ゆきさんの久野本 暁さんおすすめリスト
(3)
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日付
鏡/雪原の下
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久野本 ...
自由詩
1
06-2-24
ゆったり
-
久野本 ...
自由詩
2
06-2-19
オレンジホーム
-
久野本 ...
自由詩
4
06-2-19
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