すべてのおすすめ
船の上で皆が天を指差している頃
私の感心はただただ音の方へ
皆が競って星を奪いあううちに
ステップは外れ
ビールはぬるくなっていること
気づかないでしょうね
むしろ離れていったのは陸地 ....
お望みとあれば
私の鏡を
君にあげよう
ただしお忘れなく
君が手にした時から
それはもう
共有はできない
君のものなのだから
何故なら
映るものが
同じだとは
限らないのだよ
....
始まりに全てが生き絶えることで
ようやく中身に潤いが満ちてくる
雪が蒲公英(たんぽぽ)の種子のように
大地一面に真白に根づく
かつてのたぎりを冷まして
それらが大 ....