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こぼれたミルクは飾りボタンの溝を泳いで
くるくると光を跳ね返していた
いつまでたっても混ざり合うことはなく
胸を埋めるような匂いが辺りに漂い
大気ばかりが乳白色に濁っていた
窓の向こ ....
わたしがうさぎだった頃
この世は赤いもやがかかっていた
花びら一枚にも手が届かないので
うつむいてありの行列を眺めるしかなかった
わたしがひなどりだった頃
飛び立ちたくて仕方がなかっ ....
蠍星さんのあ。さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
白く濁った世界
-
あ。
自由詩
16*
10-1-6
わたしが変化していた頃
-
あ。
自由詩
16*
09-11-25
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