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ウェルテルの背中が小さくなっていく
愛せなくなることに怯えて
幾度と無く人は追い求めて
人は空を捨てきれず
荒れ野の空を
靴も履かずに
裸足で駆け抜けて
心の空が
家族の溜息を ....
逆立ちしてみれば
総てが180度 別世界であります
たった一人 逆さまな様は
見ず知らずの者から見れば 滑稽であります
この視線で眺めれば
ぞんざいな気の流れが
清浄な気の流れに見 ....
真夜中のいたずら電話
死ぬほど嬉しかった
たった今 僕は
孤独から解放されたのだから
ZEROになってしまった
プラスじゃないけれど
マイナスでもない
また始めるための 目盛りZERO
雑音を無にして 始点を裸足で立つ
他人の物差しは要らない
1目盛り1目盛り 心を打つ ....
少年は淋しげな木に 小さな言の葉を飾り付けた
少女も 紳士も 婦人も 老人も 通りがかる人達も
小さな言の葉を飾り付けた
不揃いの言の葉が瞬く
誰もが足を停めて
それぞれの言の葉で暖めた ....
男女三人の関係
男は疲れて外角にもたれかかる
女は胸の内角がつまる
男は言い当てられた図星が鋭角に突き刺さる
この不埒な関係をどなたか証明できるかい?
ヘロンも答えられない
ガラスで出 ....
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JRのラッシュ通勤
人の波に揺られながら
戸口にもたれて本を読む
隣のプライオリティシート
若い女性からのシグナル
初老の ....
激しい雨が電車の窓を叩いています
明日の天気は晴れるでしょうか?
晴れてたのに晴れてたのに さっきまで こんなに晴れてたのに
なぜか雨雲は突然やってきます
蹴っ飛ばしたコンバースが仰向けで ....
ふっと一息 TVのスイッチを点けた
震災関連のニュースを眺めてた
ある震災経験者の男性のメッセージが流れた
『もうこれ以上頑張らなくていいんだよ 甘えてください』
これ以上ない最大限のエー ....
目に入る幻の運河
冷たい河水を手に汲めば
己の顔がぼんやりと映る
通りすがるアメンボ
教えてくれない知ったかぶりの船
朧月さんのsubaru★さんおすすめリスト
(10)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
それでも人は空を飛びたいか
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subaru★
自由詩
18*
12-8-3
十二月十二日の水
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subaru★
自由詩
19*
11-12-12
いたずら電話
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subaru★
自由詩
18*
11-8-12
ZERO
-
subaru★
自由詩
6*
11-6-4
言の葉_ヒラリ
-
subaru★
自由詩
7*
11-5-28
不等辺三角形
-
subaru★
自由詩
5*
11-5-26
おなかに赤ちゃんがいます
-
subaru★
自由詩
7*
11-5-2
雨のち・・・晴れるでしょう
-
subaru★
自由詩
3*
11-4-28
がんばらなくていい
-
subaru★
自由詩
5*
11-3-22
嘘
-
subaru★
自由詩
2*
11-2-27
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