すべてのおすすめ
隠れキャラは見付かるまでずっと隠れていた
錆び付いた針金で檻をつくったよ
けれど錆びていたからすぐに壊れてしまって
それは檻と呼ぶには理解出来ないものになっていた
鋼のハートを ....
いますぐに気が付く
僕らをつなぎとめるものは
余りにも脆いものだった
届きそうで届かない
このもどかしい感覚は
味わうだけでも嫌だった
僕はいつも笑っていようと思っ ....
もしもうひとつのパラレルワールドがあるのならば
その世界の僕はどういう人生を歩んでいるのだろうか
もし幸せな人生を送っているのかな
僕の人生と取っ替えっこしないかい
君が死ぬと ....
壊れたものを修理にだしたけれど
どこの店に行っても直すことができなかった
別れ際のあの不意な涙は
今も僕の掌に落ちて染み付いている
必ずハッピーエンドになるとは限らない
....
仮にアレがアレだとしたら
意外に簡単に理解ができる
とどかなかった物は
隣の席に座っていた
綺麗な世界をみたいなら
とりあえず待って帰ってきたら
おかえりなさいとく ....
試行錯誤の裏の裏
銀色の鎧はマニュアル運転
カリスマもでるは変形顔面
理由の価値は1億よりは軽い
信頼を叩き潰すのは
蟻の行列
心の奥より沸き上がるのは ....
人生はゲームだ
このステージに産まれた瞬間に
ゲームはスタートする
プレイヤーは自分自身を操作して
攻略を開始する
プレイヤーによってエンディグはバラバラ
けして同 ....
香の濃いコーヒーの匂い
時間など忘れてしまいそうな一時
走るのを止めないのは
駆け抜ける風が心地いいから
旅にでるからもちものはきびだんごで
そういって後にした
数 ....
残り少ない飴を手に取り
それを口の中に運んだ
昔々の魔法が使えた頃の日々は
それはそれは楽しそうだな
軽快なケルト音楽に合わせて
何処までも蒼い草原を杖片手に歩いた
....
四次元ハーモニクスは
夜の公園に不気味に響く
欠片を拾うことを
罪へのお返しだと思い
喜んで組み立てていた
見えない所では
僕が思う人は今日も
ネオン街へ知ら ....
未熟な叫び声が
空高くとびあがった
水溜まりから見る景色を
覗いて見たら
小学生の兄弟が仲良さそうに
お揃いの長靴を足並みそろえて
スキップしながら川沿いの道をある ....
誰も居ない街の
小さな家の壊れて音がでなくなった
ピアノの前に腰掛け
ふうっと大きな息を吐いて
埃まみれな黒のボディを見えるようにしてやった
そして音の出ない鍵盤を必死に ....
立体的な画像に目を奪われ
グルグルと頭では
スプートニクが回っていた
七夕に願いをかけるなら
それはマジックで黒く染まっているでしょう
現実はいつも甘い薫りで
姿を ....
広い広い空に
声が枯れるまで叫んだ
実験室のビーカーを覗いて
華麗な幻想に驚き
ガラスはただ割れて
僕を傷つけてしんでいった
もう咲かないのかなと
うえきばち ....
堕ちていくのは
時計の針かはたまた
砂時計の砂か
どちらにせよ結果は同じ
両方時を刻む魔法器具
君の小さな手の平を
繋いでふさいでもいいですか?
曖昧な返事は ....
棒人間は今日も黒い涙を流す
言葉よりも大きな気持を
整理整頓する
嘘っぱちな深夜通販番組を
薄目で見ては誉め称える
貴方は死刑と言われたけれど
そんな証拠は何処にも ....
地下鉄は地上よりは涼しかった
青信号を手を挙げて渡る小学生を見て
まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた
混ざらない綺麗な夢を見たいな
明らかに時間切れだけど
必死でし ....