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言葉を編み
視線を編む
少しは暖かくなってくれたかな
信じなくていい
涙で帳のおりた夜
そんな夜は、信じなくていい
雨にとけて流され残ったのは、ちぃっちゃい欠片
ウチがウチであるための、ちぃっちゃいちぃっちゃいウチ
たぶん、もう傘はいらん と思う
雨は平等に降りしきる
あなたにも、わたしにも、
だけど、わたしには傘がない
うちわであおがれひざ枕
これにまさる涼はなし
お礼に西瓜でも切ろうかしら
夜の町に少女がひとり
悲しい涙、うれしい涙、喜びの涙、いりませんか
あっ、きれいな涙だけはまだ心であたためているところです
ゴリゴリと命を削り生きてみる
飛び散るのは、魂の欠片
それが言葉だろ、詩だろ
肌をなぞってください、つーっと、
電気がはしるまで
そしたら、きっと忘れてあげるから
混沌とした水が透けるとき
言葉を釣り上げる喜びといったら
あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ
晴れた日にうたう歌がある
雨の日ににうたう歌がある
僕には、歌がある
おんなじ言葉でも 微妙にちゃう
うちとあんたの「好き」
わかってん、唇がふれたとき