すべてのおすすめ
初春のみずうみに映る景色を
刻々と塗り替えて
青かったり
赤かったりする

目一杯に膨らませた
君の頬を指先で弾けば
凍えた朝の軒先に
透き通った氷柱を見つけ

曖昧な気配の裾を払　.... − 愛は確かに潰えた


　　男の心に残っていた僅かな温もりを奪い去る良く晴れた或る冬の日の未明　月光に射貫かれた眠れぬ夜に　愛は国道２４６号線池尻大橋近くの交差点で潰えた　間断なく走り去るヘッ　.... 君の知らない深い悲しみを
僕は背負って生きている
そして君も僕の知らない過去の残骸に
足をとられては涙を流す


この街のプラタナスも深まる秋の気配に
すっかり色づき始めたよね


　.... 何だか最近こんな感じだね
ちょっと手を伸ばせば
君の優しさに触れられるのに
何故かためらってしまう


あのゲームと一緒かも
無数の穴凹から僕のあたまは
勢い良く飛び出しては
怯えた　.... 君は芝生の上でバランスを取る。


一糸まとわぬ露わな姿で
豊かな乳房を宙へ向けて解放つ。


日差しは、もう秋の方に傾き加減で
夏の終わりを告げている。


時代の息吹を君は背　.... 夏空が泣きはらす
夕立の前はやたら蒸し暑い。
渦を巻く熱気のせいで
僕は下着までびちょびちょだよ。

君は美少女の小窓。
今はエアコンの優しさが
君の胎内を潤しているから
とりあえず君　.... Ｚ
それはアルファベット最後の文字
２６番目の崖っぷち
これから先に見える文字はない

Ｚと聞いて思い浮かぶもの
車好きなら
迷わず２４０Ｚ
湾岸を疾駆する刹那の記憶
ツェットと読め　.... 恋に目覚めたとき
君は書くだろう
恋に焦がれた
男の詩を

愛に恵まれているなら
君は書くだろう
優しさ満ちた
日々の詩を

性に欲望したとき
君は書くだろう
交尾に狂う
獣　....

千月　話子さんの恋月　ぴのさんおすすめリスト（38）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
頌春歌	- 恋月　ぴ ...	自由詩	12*	06-1-3
愛が潰えた日に男は自画像を描く	- 恋月　ぴ ...	自由詩	13*	05-11-22
落ち葉のプレリュード	- 恋月　ぴ ...	自由詩	16*	05-11-8
もぐら	- 恋月　ぴ ...	自由詩	14*	05-8-30
裸婦像	- 恋月　ぴ ...	自由詩	15*	05-8-18
狂い雨サンダーロード	- 恋月　ぴ ...	自由詩	5*	05-8-14
Ｚ	- 恋月　ぴ ...	自由詩	8*	05-8-8
詩を書く理由（わけ）	- 恋月　ぴ ...	自由詩	10*	05-7-14

---

1　2　

すべてのおすすめを表示する

推薦者と被推薦者を反転する