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エスカレーターに立ちながら 
トランクを降ろし 
文庫本を開いていた 

上がり終える
一歩手前に 

 あっ 

と焦って{ルビ躓=つまず}きそうな 
こころを鎮めたら 

 ....
夕暮れの歩道橋から 
今日も街ゆく人々を、眺める。 

一人として同じ顔はないけれど 
無数につらなる足音に耳を澄ませば 
ぼんやりと 
誰もがのっぺらぼうの 
丸い顔に見え ....
白こうもりさんの服部 剛さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
時間のふしぎ_- 服部 剛自由詩209-8-17
丸、に尽いて。_- 服部 剛自由詩6*09-8-17

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