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詩を書く 夜空を
イメージの中で 黒い
私は宇宙で 見上げると バスに乗って
テントで 描くことしかできなかった 

青色として私は
知らない 景色を
暗くなり 流されていくだけ 
私 ....
唐突に重い身体を感じて夢から覚めたと思い知る



薄い霧のかかった感覚を占める温かさ
髪や腕を撫でるもの
きれいなあなたのゆび



反射的に目を開いたけれど
覚悟 ....
林檎さえ踏み潰した
色彩を零して壊れていく
極論の中の愛しさ
目の中で生まれた事を想い
恋をする

砂を救い
水を救い
己を好くう
故に巣食う

極みを帯びた世界は
雅に浚われ ....
無頼ぶる俺の性根照らしてごらん白熱灯
どんなにまばゆく暴いてもなにひとつしゃべってやらない

何も変わらないはずの俺たちの裸眼が
夜毎違うものを見せるのだからもう視力など信じるに足らない

 ....
いいんだ、もういいんだ
これまでのことは
産まれてきて、居場所はなくって
どうしようもない日々ばかり続いて
気がついたら
何処でもないここへと辿りついて
でもいいんだ
次のひかりは見えて ....
あなたの灰皿でくすぶる愛着押しつぶす
私たちの家はどれも玄関から伸びる廊下が無数に分岐し
だからしょっちゅう間違えてあなたの悪夢に落ちていた

不安が強引に掻き毟るから
アトピーが再発して横 ....
切なさに押し倒された心は
バクテリアに分解されて
影もなく
跡形もなく
消滅します

そう、だから
安心して眠るといい

悲鳴は求めています
私はマジックアワーに焦がれ
真っ赤に ....
雨に期待ばかりして
心を広げていたら
風がふいてきて
全部飛ばしてしまいました

濡れた土は扱いにくくて
埋めたはずのものが
いつでてくるのか気が気ではないのです

夏に現れるのは幽 ....
月もみえない
星もみえない外にひとりいて
たったいっぽんの街灯の下にいて
携帯電話の明かりをみていた

つくられたひかりをたよりに
たぐりよせようとした

月のあった場所に
星のある ....
ぼくの帰るところは
暖かい布団ではない
母親の下でもない

ぼくの帰るところは
喧騒に車が行きかい
スモッグが舞う
アスファルトの上

躯に染み付いたワッパ稼業
絶えず体を揺さぶる ....
境界。光がゆるやかに拡散し、とびはねて。
舞い散る分離した色、いろ。

/夏の砂だの、猫の毛だの、ゆくえのないか
んじょうだの、とかげの過剰なしっぽだの。
大気はそんなものをすべて包容するの ....
今日もネットで

あなたとこんにちわ

お元気ですか?

今日もおしゃべりしましょう


他愛もないお話を

液晶画面越しに広がる世界で

楽しいですね

うん 楽しいで ....
虻が一匹
蛍光灯に
絡みつく
飛び回る
明滅する光に
狂乱しているのか
落ち着くことなく
重くなったり
軽くなったり
僕の周りの重力は
気まぐれに変わる

差し伸べられた眠りに ....
終わるくらいなら

あのこであった、あったあのこじゃない

あなたを貸して

あなたが作ったんだ、揺れてる私

風がくるよ、音が漏れるよ、窓を全部閉めて

私の妹はどこだ

こ ....
お前の歌が聞こえない
まぎれも無く俺の青春だったのに
お前の夢も見ない
思い出も聞こえない
俺の青春だった
お前が

ポートアーサーで生まれた
あの女の歌は聞こえる
岡山で生まれた
 ....
こわい夢をみました
こわい夢はこわいものになって
私を覆っていきました

なぜこわかったのか
それは私にはかなわないものだったのです
私がなにをしても なにを言っても
言葉が通じなかった ....
ここは 来たこともない街角
さもなければ
山色の険しいけもの道 
道標もない白い雪原

あたしは一人ぽつねんと 立っている

足あとさえもなくして
道に迷ったのです

どうして ....
きみの好きな彼女が
街を歩いてるのを見たよ

並木は綺麗で
赤いバイクがたくさんあった
黙ったまんま思うんだ
きみの好きな彼女が
あいつと歩いてるのを見たよ

あんなやつと
付き合 ....
あるうららかで暖かな日
ふらり散歩に出てみる
あてどなく歩いてみる

春風はどこか優しくて
さらり南から吹いてきて
私の髪をもてあそぶ

花開いたジンチョウゲの香りが
 ....
貴女の華奢なその肩に
僕の全てを捧げられはしない
抱きしめるのも憚られるほど
気付けば僕達は触れ合わなくなった

毎朝絶望と共に目覚め
絶望と共に日々を過ごし
一日と共に息絶える
感じ ....
ストレス性の胃炎で病院に行ったら
長生きしなさいって
医者がマルボロを一本くれた
やさしいねって言ったら
いいえ、仕事ですからって
カルテにロケットを落書きしながら言う


家に帰ると ....
女は死してなお美しくありたかった
最も耐えられなかったのが遺体発見現場の女を縁取る白い輪郭だった
そんなまぬけな標識のようなシルエットで、女の身体を縁取るということは
死んだ女にとって許しがた ....
水のない水槽の中で
ただじっと空を見ていた
泳ぎ方を忘れた魚たちには
青の区別がつかない

水のない水槽の中は
水がない分だけ騒がしい
自分の鱗のはげ落ちる音にすら
耳を塞ぎたくなるほ ....
鈴の音がなったら
ここの階段をあがって
暗いから転ばない様に気を付けて
こっちへ来て
楽しいことしよう
電気は付けちゃだめ
みんなには秘密だよ
私とあなただけの秘密
真っ暗で
あなた ....
私の友達と云う人々は、つきのひとが多い
いくつもの、ものすごいクーデターを隠し持ちながら
淡々と歩武を進めているのだ
夏の終わりに生まれるさびしいさびしい月下美人のように
ひっそりと、しなやか ....
入り口で友達を待つ
美術館の敷地の膨大な広がりは
僕の繊細な部分を広げ続け
空の広がりにまで接続する
空の水にはごくうっすらと
大地が映っているかのようだ

ひさしぶり
仕事はどう?
 ....
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