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{引用=ほろほろとくずれはしない鍵の化石があなたのからだをひらいています
記憶は銀河のように 白い、黒い乳房のあわいをすり抜ける
あたたかな指先であなたの軌跡に限りなく薄い爪痕 ....
*
ビブラートに揺らぐ空の裂け目を
幻視の鳥が飛ぶ
*
明滅をくりかえすビル群が剥がれ落ちる
((NYという記号を描くその一点として わたしが燃やされる))
....
淡雪は炎のように降りつもりきみの素肌の灼熱を知る
凍蝶の滑り落ちゆく黒髪にかかる吐息は結晶化して
性愛の天を凌いで伸びる蔓 凌霄花は空にまみれ ....
{引用=憂鬱な目覚まし時計、日常へ旅立つ自転車のペダル、決曜日
ぽっかり空いた胸ポケットに立葵を活ける、華曜日
眠れる森に訪れたファーブルたちの欠伸、睡曜日
静かなく ....
ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で
衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ
気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
....
{引用=浴槽に額を沈める。
水深650mmで
月へと遡上する魚の群れは
尾びれに三日月を宿して
銀の腹は空っぽのまま
ドライアイの魚達が
す ....
+
花が散るころにわたしは女でした。女になってしまい、
鉄鉢の中の百枚の花びらが
蝶のように羽ばたき、遠ざかるのを眺めた
+
花びらのひとひらを虫ピンで留め ....
キリンのキリコさんは一年生
新学期の係ぎめ
だれよりも遠くまで見わたせるので
背の高いキリコさんは
学級委員になりました
大好きなカモシカくんは
うさぎさんと保健 ....
書き出しの言葉は、思いつかないから前略。
今年の東京は春が来るのが早いよ。
本当の冬は来ないままだから、故郷の二月、思い出してたところ。
−20℃、ダイヤモンドダストを肺に吸い込む日、 ....
なきさんの夏嶋 真子さんおすすめリスト
(9)
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日付
連詩_「_知覚_」_よもやま野原・竹中えん・なき・夏嶋真子
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夏嶋 真 ...
自由詩
18*
10-9-25
直線_9/11
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夏嶋 真 ...
自由詩
27*
10-9-11
雪月花_
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夏嶋 真 ...
短歌
29+*
10-7-27
七曜日_(即興七行詩)
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
30*
10-7-5
翠雨
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夏嶋 真 ...
短歌
29+*
10-6-15
感覚
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
10*
10-1-14
連詩「四季」_竹中えん_夏嶋真子
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夏嶋 真 ...
自由詩
28
09-12-26
キリンのキリコさん
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
7*
09-4-14
雪の手紙
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夏嶋 真 ...
携帯写真+ ...
10+*
09-2-24
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