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ミロのビーナスは

両腕で僕を抱き締めようとして

両腕をきりおとされた

あの黄色い満月は

巨人が少しづつ月を食べて

そして初めて三日月になった

あの太陽は好きな人と目 ....
未来から届いた手紙には

これ以上ないくらいの幸せが

書かれていた

けれど僕はそれは信じなかった

いや信じられなかった

こんなにも幸せに僕がなるはずがないと

手紙をバ ....
例年通り僕の誕生日は雨だった

街の所々から音泉が湧き出ていた

それは素晴らしい日々の幕開けだろう

それ以外は考えられなかった

なんなんだろう

この不思議な気持は

プ ....
確かにあっちがああだとしても

でもこっちはこうだし

仮にあれがそうだとしても

これがどうなるのだろう

交差するのは人差し指

虚言はいかにも真実を含んでいそうだった

 ....
未来は光より早く進む

知識の海は今日も荒れていた

僕が死ぬ夢を見た

気が付いて目覚めたら帰りかたを忘れていた

約束の時間には間に合いそうになかった

想像は毎回期待していた ....
壊れたものを修理にだしたけれど

どこの店に行っても直すことができなかった

別れ際のあの不意な涙は

今も僕の掌に落ちて染み付いている

必ずハッピーエンドになるとは限らない

 ....
仮にアレがアレだとしたら

意外に簡単に理解ができる

とどかなかった物は

隣の席に座っていた

綺麗な世界をみたいなら

とりあえず待って帰ってきたら

おかえりなさいとく ....
試行錯誤の裏の裏

銀色の鎧はマニュアル運転

カリスマもでるは変形顔面

理由の価値は1億よりは軽い

信頼を叩き潰すのは

蟻の行列

心の奥より沸き上がるのは ....
人生はゲームだ

このステージに産まれた瞬間に

ゲームはスタートする

プレイヤーは自分自身を操作して

攻略を開始する

プレイヤーによってエンディグはバラバラ

けして同 ....
香の濃いコーヒーの匂い

時間など忘れてしまいそうな一時

走るのを止めないのは

駆け抜ける風が心地いいから

旅にでるからもちものはきびだんごで

そういって後にした

数 ....
シャンプーハットを被って

カッパと言い張った

100%天然素材そんな物体は

本当に人間に害をなさないのか

いつか全人類が僕だけを残し

死んでしまったら

それは愉快で ....
誰も居ない街の

小さな家の壊れて音がでなくなった

ピアノの前に腰掛け

ふうっと大きな息を吐いて

埃まみれな黒のボディを見えるようにしてやった

そして音の出ない鍵盤を必死に ....
立体的な画像に目を奪われ

グルグルと頭では

スプートニクが回っていた

七夕に願いをかけるなら

それはマジックで黒く染まっているでしょう

現実はいつも甘い薫りで

姿を ....
広い広い空に

声が枯れるまで叫んだ

実験室のビーカーを覗いて

華麗な幻想に驚き

ガラスはただ割れて

僕を傷つけてしんでいった

もう咲かないのかなと

うえきばち ....
堕ちていくのは

時計の針かはたまた

砂時計の砂か

どちらにせよ結果は同じ

両方時を刻む魔法器具

君の小さな手の平を

繋いでふさいでもいいですか?

曖昧な返事は ....
棒人間は今日も黒い涙を流す

言葉よりも大きな気持を

整理整頓する

嘘っぱちな深夜通販番組を

薄目で見ては誉め称える

貴方は死刑と言われたけれど

そんな証拠は何処にも ....
小さな星が僅かに光る

近未来的な都市で

黒い煙に包まれて消える

電話の向こうで話す人間は

どのような輪郭の持ち主なのか

君の首を絞める夢を見て

いつも起きる時は冷や ....
地下鉄は地上よりは涼しかった

青信号を手を挙げて渡る小学生を見て

まだまだ捨てたもんじゃないと一人で頷いた

混ざらない綺麗な夢を見たいな

明らかに時間切れだけど

必死でし ....
本に挟んでおいた

しおりの行方はまだ分からずにいた

どうしてかな

簡単に人を裏切るのに慣れてしまったのは

有効期限まではまだまだだけど

速めに使っていよう

自分さえ ....
揺れる花は荒野に一輪だけ

その上で流れた一線の流れ星

空間は穏やかに過ごしていた

まだまだ口にだしていない言葉は

たくさんあるけれど

それもこの花が枯れる時には言えるだろ ....
学校のグループで行う

キスの授業のテストは

一番嫌いな教科になった

パニックパラダイスパークは

いつになくこみあっていた

なにかと忙しいけど

飴が降っているならしょ ....
確率変動が起こるのであれば

それわそれわ滑稽なことですね

楽に死ねると思わない方がいい

死ぬことに楽など通用しない

安楽死を望んでもそれは不可能

何故なら安らかに楽しく死 ....
我が思うのは

迷宮の地獄の解読図のもとめかた

今日は誰を明日は誰を

そう考えて毎日を過ごす

理由はどうあれシッポをふんじゃったのは罪深き貴方

時は視ていた

その踊る ....
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを

みつけだしてそこから僕の人生は決まった

一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを

朝から晩まで引き続けていた

将来はビッ ....
少し遅刻気味の進路

ミスを気が付いて自分を呪った

あの頃に戻りたいのはみんな同じ

いつの間にかに出来上がった

シークレットエンディングを

見るための条件は

どれも自 ....
神の妨害がゆるされるのなら

この身を捧げることなんて

鉄と綿を天秤に架けることくらい

結果はわかっていたことだった

地下鉄の階段から見上げた

地上の灯りはとてもましにみえ ....
ああそうだったのか

机に書かれた小さな頃の落書きに

思い出し笑いをして

俺にもこんな時期があったんだなと

不覚にも年老いた感じになっていた

家の柱につけられたせいくらべの ....
……とある蛙さんのこめさんおすすめリスト(27)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界の本当の真実- こめ自由詩1311-1-24
銀のナイフ- こめ自由詩1010-9-21
誕生日は雨な世界- こめ自由詩1510-1-16
仮にあれがそうだとしても- こめ自由詩1309-12-28
僕が死ぬ夢を見た- こめ自由詩1309-12-17
ケルト音楽- こめ自由詩1809-11-22
戦闘力53万- こめ自由詩1709-11-16
有効期限ギリギリの天国行きチケット- こめ自由詩1109-11-12
人生ゲーム- こめ自由詩1509-11-8
夢の中に飛込んだ- こめ自由詩1409-11-3
シャンプーハットでカッパになれた- こめ自由詩1209-10-22
時を見つめていたピアノ- こめ自由詩1409-10-16
迎えに行くのは嫌いじゃないよ- こめ自由詩1709-10-14
疎外感劣等感自暴自棄etc- こめ自由詩1909-10-8
未来が見えた○- こめ自由詩1309-9-29
棒人間は今日も黒い涙を流す- こめ自由詩1109-9-27
黒い空の下では今日も少年は掴み取る為に走り続ける- こめ自由詩1009-9-23
サグラダファミリアにぶつかって- こめ自由詩14+09-9-21
しおりの行方はわからない- こめ自由詩609-9-18
透明な傘- こめ自由詩1409-9-11
キスの授業のテスト- こめ自由詩709-9-2
白かった筈のウエディングドレス- こめ自由詩909-8-31
シッポをふんじゃったのは罪深き貴方- こめ自由詩909-8-27
忘れていたあの場所- こめ自由詩1309-8-20
グッバイグッバイグッバイ- こめ自由詩2009-8-8
人生のオプション- こめ自由詩1409-7-19
てるてる坊主だけが- こめ自由詩1209-7-13

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