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日も月もない白い空と
ただ静かな灰色の地
その地平を 巡礼のように
椅子たちが列をなし 何処かへと進んでゆく
白い部屋 白いベッド
時計の針だけが 静かに動いてゆく
私は此処に
囚われている それとも
護られている

開くことのない窓から
中庭を見やる あかるい芝生に 木洩れ日が
揺れている  ....
AtoZさんの塔野夏子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
旅_景- 塔野夏子自由詩6*10-6-19
asylum- 塔野夏子自由詩4*09-7-5

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