すべてのおすすめ
あんなに憎んだ女の夢を見た
あいつも私と同じくらい
私を憎んでいるはずなのに
なぜか二人は仲良くお好み焼き
目の前で焼かれているものは何?
せめて夢の中だけでも
上 ....
僕は最近眠れないんだよね…。
なんでかって?
それはさ、それはさ…。
どう言えばいいのか、
僕にもよく分からないんだけど…。
でも、思い切って言ってしまおう!
いや、やっぱり止めておこうか ....
我々、日本人も野蛮人
バンバンジー食らいバンジージャンプ
夜は気取ってワインの馬鹿
ほら、言わんこっちゃない
悪酔いして翌日も二日酔い
よいしょよいしょの窓際族
やっぱり屋上からのバン ....
公園の芝生に腰を下ろして
君と他愛も無い話をしていると
右手の甲にそうっと蟻が這い上がる
私は無表情にその蟻を一瞥し
左手の親指の腹で静かに潰す
目の前には無限のような緑
足下は歩き慣 ....
青空をよぎる壮大な雲
公園のベンチに腰掛けて
気分屋の君と二人眺めてる
入道雲、いわし雲、おぼろ雲
なんか色々と習ったけれど
そんなことはどうでもいいや
君とキスをしている間にも
....
夜中の三時に目を覚まし
仕方がないから何にもしない
グラスに氷を放り込み焼酎注ぐ
不純物は何も要らない
マルボロライトが切れたから
親父のマイルドセブンをちょいと拝借
計算して作られた ....
ゴミ箱の中にはピンク色のコンドーム
先端の方には濁った白い液体
朝起きて一番最初に目に付いた物が
そんな物であることに僕は小さく舌打ちをする
隣であどけない顔で無防備に寝ている女と
昨夜の彼 ....
サクマ式ドロップスのあのレトロな缶を見ると、私は必ずある映画を思い出す。そう、言わずと知れた傑作アニメ映画「火垂るの墓」である。あの映画は今までに何度も見たが、その度にいつも居たたまれなくなり、思わず ....
君は僕を
まだ待たせる気なんだね
今まで20年も待っていたのに
更にあと30分も