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丁寧に通り過ぎる風 風は感じ次第で丁寧だ
私は丁寧でありたい いたるところ艶やかの下地に

 丁寧さを吹きかける 呼吸を意識する丁寧でありたい

対極の雑魚にも諭しを潜らせたい
されど目を ....
まだ桜がやって来ない 四季感の先取りの華は雪

手先のハンドクリーム 指紋は前科を消し去る

イミテーションの綿を積もらせ本物のキラリは星に鳴るムードは勝つ

 曇り空の午後の始まりに 何 ....
丸みを帯びた 秋の空に

 猫のヒゲも丸みを描く
 床に伏せて そのまま 目やにをつける

区切れない流れる 耳鳴りではない 時の音に
丸みを帯びて 天へ還ってゆく秋の空

 ふきだし ....
青信号の点滅に 絶対に走り出せない

 雀をおどかしたことはない

念には念を 押して叩いて壊れても修理する

 深爪の隙間に邪気が来ないよう

 己の紙一重の欠点を煎じて 喉が渇く
 ....
金風が色を持たず

知らせを靡かせる

 春に似せた奥行きに貫ける 秋の香

 手招きの迎える 幸せな 血液まで流れる 風

区切らずに進める一生を 淡く撫でる四季よ

 春に似せ ....
愛する雨 自由を解釈させる雨

掘り下げても 憂鬱になんてさせない 自由を解釈させる

愛する雨

問えない芸術が化けてる細胞の核 

幸い瞬きに 遅いと感じる瞳

愛する雨 物語 ....
人工的な白い光は
添加物に似て もやがかかる

間接照明にロウソクの火が
馴染み深き吐息に消えない 風に囲まれた
意場所

〒7桁で留まる この世のシブミ行動範囲
黒と黄色の 蜘蛛界の ....
お金とのめぐり合わせ
悲観に胸を打たせず
雇われ芸人のように平らな道で滑る 

お金よりも大切なもの
そんな美徳 3拍子で振り終える
マーフィーを書き写す がむしゃらな上り坂

頭だけ ....
アイスコーヒーがそそがれようと スタンバイに光る五月

雨季までの浮き沈みのない 涼やかな丈の長い 影法師の欠伸

万能なまでに普くを招く 煌びやかな夜の スタンバイに心躍るかぼちゃの馬車
 ....
海のひし形 マンタ
波を揺らすマンタの先の 梵字の語尾の様な揺らめき

   ダイアモンド散りばめ
   灼熱のティーダを柔らかく 撫でる

 南の島の底をくぐり 界上は描かれた弧の丸み和 ....
ルナ聴いて あたしはメスよ 見上げてなんかいないのに
刺してこないで

ルナ聴いて あたしは好かないの 神秘過激な万月の花びらなんて
尖った爪に誤魔化しのネイルは効かない

 ルナ あたし ....
  切れ長の目
  切れ長の唇
  くっきり彫られた鎖骨

渋味 紫色の打ち掛け模様は 男華の菖蒲

 側室に成り上がった時
 生きるのをやめた

政治の星の字も心得ぬ 丸みの弱い女 ....
雷師なぜ泣く。

何を呼んでいる。

何を示している。

 わたくしは、ここに居ます。
 射られるのには、きっと、未だに足りない葦。

雷師なぜ泣く。

昨夜から目立つ様に稲光に ....
月乃助さんの朝焼彩茜色さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
丁寧に生きる- 朝焼彩茜 ...自由詩16*13-10-20
攪拌の午後- 朝焼彩茜 ...自由詩812-12-17
丸い帯- 朝焼彩茜 ...自由詩512-9-11
蓄える時間- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-9-9
金風- 朝焼彩茜 ...自由詩312-9-1
雨連なる- 朝焼彩茜 ...自由詩15*12-6-21
人格分の意場所- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-6-4
宇宙銀行- 朝焼彩茜 ...自由詩7*12-5-14
スタンバイに踊る- 朝焼彩茜 ...自由詩10+*12-5-12
琉神- 朝焼彩茜 ...自由詩9*12-5-10
ルナセンスメス- 朝焼彩茜 ...自由詩4*12-5-9
側室と菖蒲- 朝焼彩茜 ...自由詩3*12-5-1
雷師- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-4-2

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